2009年04月03日

決して忘れてはならない、podcast番組を発信する衝動

今回も備忘録として、将来にわたって覚えておきたい、podcastを配信しようとする衝動について書いておこうと思う。

そもそも自分達はなにを伝えようとして初めたのか、といった部分だ。


・自分達の発想・思考回路は社会でマイナー的存在だが、どこかに同意者は必ず居るはずだから、それを主張していきたい

・比較的「笑い」を優先する思考・喋り方を聞いてもらいたい

・どんなに小さなメディアであってもカバーできていない、ニッチなサブ・カルチャーの知識を保有しているということを顕示したい

・突拍子もない、ある種オリジナルな発想を伝えたい

・諸事情(ターゲッティング・スポンサー配慮など)で総じてマイルドな内容にされがちな既存メディアよりも、ソリッドでダイレクトな編集を行い、テンポ良く様々な表現をしたい
posted by 格納庫管理人 at 09:07 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2009年03月29日

近い将来忘れるかも知れない、自分のpodcast番組制作ポリシー

今回は完全に備忘録代わりとして、自分のこれまでのポッドキャスト番組の制作ポリシーを書き留めていこうと思う。


・基本的に「お便り」は募集しない/紹介しない

→一方向型のコンテンツであるよう心がける

・下ネタはOKだが、女性が嫌う下ネタは使わない

→排泄関係全般、男子のみの会話で語られがちなもの。「色(色気)のある下ネタ」は可

・普遍的なテーマを心がける

→何回聞いても色あせないもの

・普遍的過ぎるテーマは掲げない

→気候・国民的時事ニュース・身の回りの時節柄イベント
(ただしそれを「ベタなもの」とし、逆手にとって批判的に使用するのは可)

・中途半端な内輪ネタは言わない

→内輪ネタを使用するときは、誰にも分からないほど狭いものを(例:MC仲間の収録時の服装、行動など)

・ポイントとなるネタを言い放った後、不安定なまま浮遊させない

→BGMを切ったあと、自嘲的な笑い声・MC仲間の反応などで必ず「落とす」(聞いている方に安心感を。ネタを言い切ることが許されるのはプロだけ)。

・テンポは出来るだけ早く

→受信者の方々は再生ボタンを押した瞬間から「こんなことをしている場合ではない」という感情が徐々に増していく、その進行を出来るだけ食い止める

・常に「自分のことを知らない人に初めて自己紹介する」ノリで

→「俺のこと知ってるよね?」オーラをまとう会話は偉そうに聞こえるので一切挟まない
(「ほら、オレ〜〜なヒトじゃん」的会話etc)

・常に全国区で通用する観点で

→関東人を中心とした認識にしてもOK
(例:ダイエー→ジャスコ、ビブレ→109など。ちなみにこの認識はあってるかどうか不明…。)
ローカル色を出しても良いが、いずれにせよそれがローカルなものであるという自覚が大事
posted by 格納庫管理人 at 07:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2009年03月11日

1エントリで分かる「ポッドキャストの仕組み」

「ポッドキャスト・ポッドキャスティング・Podcast・Podcastingって何?どうするの?その配信・受信方法は?」

そんなご質問に答えるべく、今回は明快に1エントリで、「ポッドキャストとは?」の解説をしてみたい。
ポッドキャストは本来、技術的にも内容的にも、非常に簡単なものだ。

ただし、以降に述べる解説はあくまで僕なりの解釈であり、僕のわかる範囲内での解説になることを注記させていただく。
指摘やアドバイス等があれば是非ともコメント欄にてお知らせいただければ幸いに思う。


■ポッドキャストとは

語源は、ポータブルオーディオであるiPodと「放送」の意味をもつBroadcastの組み合わせたものだ。

誰でもブログ感覚で配信/受信できる音声や動画のコンテンツという認識が一般的だが、その解釈は企業・個人によって様々であるのが現状だ。
あくまで名称の一つとして覚えておく程度でよいだろう。


■ポッドキャストの仕組み

[音声や動画などのファイル]+[RSS2.0]+[RSSリーダー]の3要素で成り立つ。

どれも既存の技術であり、この組み合わせを「ポッドキャスト/ポッドキャスティング」と呼んでいるに過ぎない。


[音声や動画などのファイル]

テキスト以外の、容量の大きいリッチコンテンツが主流。
一般的にはMP3形式の音声ファイルであることが多い。
「iPodなどで聞くラジオ」というイメージが強いせいもあるだろう。

[RSS2.0]

RSSとは、Webページの「あらすじ」みたいなものだ。

本来この「あらすじ」はテキストと画像のみで形成されていたが、これに前述の音声や動画ファイル(へのリンク)もくっつけることが出来るのがRSS2.0である。

RSSの実体は、ホームページを作る際に必要な言語であるHTMLと同じような外観をもつ、XMLという言語で書かれた簡単なテキストファイルだ。

これは自身で書くこともできれば、ブログのように、更新すれば自動的に形成されるものもある。

現在、いくつかのブログサービスはRSS2.0を自動的に生成してくれる。
「ポッドキャスト対応」と謳っているブログサービスは、この仕組みを実装しているということだ。

[RSSリーダー]

アグリゲータとも呼ばれるソフトウェア。

これをパソコンにインストールし、希望のRSS2.0が記載されているアドレスを指定すれば、更新される度にRSS2.0に書かれた音声/動画ファイルなどがダウンロードされる。

イメージ的には、「あらすじを勝手に読みに行って、おいしい所だけをもってくるソフト」と考えれば良いだろう。

この「おいしい所」とはすなわち音声/動画ファイルそのもののことだ。
これをポータブルプレイヤーに入れて持ち運ぶなり、パソコン上で再生するなりして楽しむ。
これで「ポッドキャストを受信」していることになる。

ちなみにこのRSSリーダー/アグリゲータで最も有名なものは、AppleのiTunesだ。


■ポッドキャストの配信方法

前述の流れを踏まえ、用意するものは二つある。


[音声や動画などのファイル]

これは言うまでもない。
ちなみに、MP3やm4vなど、再圧縮せずにiPod等でスムーズに再生できるファイル形式が主流。

[RSS2.0]

前述の通り、各種ブログサービスで自動生成されるほか、動画共有サイトでも自動生成される場合が多いので、それらの各種サービスを利用すれば自動的に実装できることになる。

企業の場合は独自に生成していることが多いようだ。


以降は、自身のペースでファイルを製作・アップロード→RSS2.0が「あらすじ」を新たに書き換える→受信者の方のRSSリーダーが更新を察知してそれをダウンロード…という流れで「ポッドキャストの配信」ということになる。

基本的にはこの作業の繰り返しでポッドキャストを配信できていることになるが、僕としては、是非iTunes Storeへの登録をおすすめしたい。

iTunes Storeはポッドキャスト・アグリゲータソフトであるiTunes内に存在する「音楽やポッドキャストのお店」であり、事実上、各種ポッドキャストを探す上でのポータル(玄関)サイトとしての役割を担っている。

無料で自身のポッドキャストを最大限に宣伝できる場所なので、是非とも利用しておきたい。



以上、簡単ではあるがポッドキャストの仕組みを解説してみた。

訂正・追加すべき部分があれば何なりとお申し付け願いたい。
posted by 格納庫管理人 at 13:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ポッドキャストの作り方

2008年11月18日

Audacity,GarageBand,ExPodでノイズ除去を試す

今回は、Audacity,GarageBand,ExPodという3つの波形編集ソフト(ポッドキャスト製作に深く関わるソフト)を使ってノイズ除去性能を比較する。

このうち現時点でExPodは未発売のため、特別にお借りしたβ版を使用することとする。
また、音声サンプルはダズベリーPodcastというオーディオポッドキャスト番組をされている、クロネコ様に特別に録音していただいた。

録音環境は、ダイナミック・マイクBEHRINGER XM8500を、キャノン-ステレオミニプラグの一本のマイクケーブルでPCで直接接続している。
PCのサウンド性能にもよるが、一般的に「サーッ」というホワイトノイズの入りやすい環境だ。

各ソフトを使用するときは、それぞれ最良のパラメータで除去するように心がけた。

なお、各ファイルは大きめの音量、ヘッドホン着用で聞いてもらえると違いが良く分かると思う。


それではまず、未加工の、元のファイルを聞いてみよう。



機動戦士………。凉宮ハルヒ………。

…の内容はひとまずおいておくとして、しっかりとホワイトノイズが含まれていることが確認できる。
ちなみに今回のケースは、ノイズの量としてはまだ少ないほうだ。


では早速、フリーの波形編集ソフトAudacityにてノイズを除去してみる。

まずStep 1でノイズ部分を査定、その後Step 2でそのノイズ成分を差し引くという形式だ。
元の音色を変える方式となる。

audacity.png

ノイズ除去具合は最小(less)を選んだ。
Audacityの場合、最小以外の値を選ぶと元の音色が著しく変化してしまうからだ(シュワシュワといった合成音っぽくなってしまう)。



元々のノイズが少なめだったため、かなり除去できている。
ただ、音を大きくすると、無音であるべきはずの部分に微かに金属音が混じっていることがわかるだろう。


次は、Mac専用ソフトGarageBand 3の場合だ。

トラックのエフェクトを「Male Narrator Noisy」に設定した。
これもAudacityと同じく、元の音色を変えてノイズを除去するものだ。

garageband.png

実際には「スピーチエンハンサー」というエフェクトが作動するのだが、標準設定では少しノイズ除去が足りなかったため、やや大きなノイズ用の設定にマニュアル変更した。



いかがだろうか。
かなり綺麗にノイズを除去できていることがわかるだろう。
本来ホワイトノイズがのっていた部分が、完全な無音部分となっている。
ただ、大きなノイズという設定にしたせいか、元の音声にややパンチがなくなっている。
これは、元の音色を変えてしまうノイズ除去方法にはつきものだ。


最後に、ポッドキャスト製作専用ソフトExPodを試す。

本来ExPodでのノイズ除去は、その場の録音環境によりフルオートで設定されるものだが、今回はエキスパートモードと呼ばれる波形編集方法を使って、他のソフトと同じように手動でエフェクトを設定した。
そのため、最適の方法でない可能性があることを注記しておく。

このExPodのノイズ除去エフェクトは、VoiceProcessorと呼ばれるもののうちの一つに含まれるようだ。

expod.png

プリセットを「For narration」に設定し、ノイズ除去に関係がありそうな「Gate」の値を最適に調節した。
設定した音量よりも下の音をカットする(ゲートを閉める)、ノイズゲート機能だと思われる。



これもGarageBandと同じく、喋っていない部分を完全に無音にすることができている。
しかもGarageBandのように元の音声にはほぼ影響がみられない
(ちなみにVoiceProcessorでは、ハイパス・フィルタなど声に特化したエフェクトが同時にかけられるため、音質は良い方向に変わっている)。

ただ、ノイズゲート特有のメリハリ感(音が出ているところと無音部分の差)がはっきり出ており、好みが分かれるところだ。
元の音色を変えない代わりに、喋っている部分に乗っているホワイトノイズが少し残るかたちとなっている。


さて、それぞれの比較はいかがだっただろうか。

環境によって、また設定するパラメータの具合によって結果はまた大きく違ってくると思われるが、一つの目安にしていただければ幸いだ。
posted by 格納庫管理人 at 12:10 | Comment(2) | TrackBack(0) | podcast技術・音質向上メモ

2008年10月20日

訪問者は二度リンクを踏まない

自分のポッドキャスト番組の宣伝活動、または番組内での告知等で大事なのは、その紹介の仕方、とくにリンクの貼り方だと思う。

かつてWeb制作の世界では「8秒ルール」というものが常識となっていた。
サイトが完全に表示されるまでに8秒以上経つと、ユーザーはそのページを閉じてしまったり別のページに移動してしまう、という統計に基づくものだ。

これからも分かるように、Webユーザーは常に、いかに短時間で情報収集できるか?を基本スタンスとして、サイバースペースを巡回している。

さて、こういったWebユーザーの特徴を踏まえて、ポッドキャスト番組配信において重要になるのは、リンクの概念だ。

テキストからテキストへ、つまり同じ媒体を介してハイパーリンクしていく一般的なWebの世界とは違い、ポッドキャスト、特にオーディオpodcastの場合は、「音声」というリッチコンテンツの配信のみがメインであり、リンクの概念がない。

だからといって、リンクしたいものをテキストで代用したとしても、せっかちなWebユーザーにとっては、ほぼ意味のない行為だといえるだろう。

テキスト→音声→テキスト→動画…という風に、異なる種類の媒体を介したリンクは、非常に面倒だからだ。

どこかの紹介でテキスト・リンクを踏み、そこで音声コンテンツにぶち当たった場合、その音声を聞き、さらにそのエントリに書かれているテキスト・リンクを踏もうという受信者の方々は相当少ないのではないか、と考える。

Webユーザーは、できるだけワンクリック(ワン・リンク)でコンテンツを受信したいはずだ。
また、そのままスムーズに別の場所にハイパーリンクしていきたいと考えているはずだ。

音声コンテンツの付属物として無駄に多く並べられたテキスト・リンクは、意味がないだけでなく、かえってメイン・コンテンツの印象が薄くなる可能性もある。

配信者であるあなたが考えているほど、周囲の人間は誰もあなたのことなど気にかけてくれてなどいない。

多くの場合、時間をかけて作成したテキスト・リンクは、一部の熱狂的なファンを除く多くの受信者の方々にとって、クリックする価値のない無駄なものとなる。

あなたの自己紹介欄に無造作に並べられた
「こんな番組やってます!」といった膨大な量のテキスト・リンクは、果たして意味があるのだろうか?
音声コンテンツに添えられた「こんなこともしています!」というテキスト・リンクには、果たしてどれだけの効果があるのだろうか?

Webユーザーには常に時間がない。

もう一度、自信の番組の告知・宣伝方法について、よく考えてみてはいかがだろうか。
posted by 格納庫管理人 at 02:13 | Comment(3) | TrackBack(1) | 日記

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