2007年02月16日

リップノイズ・マジック

podcast番組において最も重要な要素のうちの一つに、
「声そのものの魅力」があることは、
以前にも述べさせていただいた。

★☆★ORANGE BOX★☆★新館
RAPTURE 〜らぷちゃあ〜
まお王国o< ´・ω・` >oビロ〜ォン
LOVE NAGASAKI

これらのポッドキャスト番組は、いずれも
声そのものの魅力を備えた、女性MCによる番組だ。

さて、これらの番組に、
声そのものが素晴らしいという点以外に、
共通していえることがある。

それは、程度の差はあれ、音声に
「リップノイズ」が含まれている、ということだ。

リップノイズとは、口から発声する声以外の音のことで、
口が乾いているときに鳴る唇の音や、呼吸音といった、
その名が示す通り、通常はノイズとして扱われる、
本来は不必要な音だ。

このリップノイズは、録音前に唇に潤わせておいたり、
ある程度の大きさの発声をすることで、
軽減したり無くしたりすることができるのだが、
上に挙げた4番組には、意図的であれ自然であれ、
それらの対策がなされていない。

そして、その事が、
これらの番組の全体の魅力につながっていると感じる。

つまり、
上記4番組の女性MCの方々は、
本来は無くすべきであるこのノイズを残すことによって、
ある種の親近感や密着感といった、
聞いている人を独特の世界に引き込むような、
そんな、不思議な魅力を
醸し出すことに成功しているように思うのだ。

このように、
既存の放送では避けるべきことが、
逆に魅力の一つになり得るのが、
ポッドキャスト番組の良い点なのかも知れない、と
改めて感じた。

ちなみに述べておくが、僕としては、
男性MCによるリップノイズが
心地いいと感じたことは、一度もない。
posted by 南部イチヒコ at 14:26 | Comment(5) | TrackBack(0) | 日記

2007年02月08日

iPodでの曲整理

無造作にiTunesに溜め込んだ曲が
必要以上に多くなってきたので、
最近、iPodを使って、
要る曲と要らない曲を整理している。

iPodには、再生している曲を、
その場でレーティングできる機能がある。

★が0個、もしくは★1つから★5つの間で、
基準を設ける仕組みだ。

僕は最初、
各曲をiPodで再生しながら、
明らかに要らないと思われる曲に★1つ、
あまり良くないけど、
消すにはもったいないと思われる曲に★2つ、
それ以上は曲のお気に入り度に準じて、
★を3つ〜5つの間でレーティングし、
それをiTunesに反映させ、
★1つの曲をすべてiTunes上から削除する、といった方法で
曲を整理していた。

だが、これを繰り返しているうちに、
ある現象に悩まされた。

それは、★2つの曲が多すぎる、ということだ。

たまに、レーティングをやめて、
音楽鑑賞に集中しているときに、
iPodで★2つの曲を鑑賞し続けていると、
これが、全然心地よくない。

態勢的には、何か、我慢しながら聞いている感じだ。

リラックス、あるいは、気分を高揚させるための
音楽鑑賞なのに、これではあまりに意味がない。

なので結局僕は、このやり方を廃止し、
曲が再生されて数秒〜数十秒たったときに、直感で、
「要らない!」と思ったものを★1つ、
「良い!」と思ったものを
★3つ〜★5つの間で評価することにした。

このやり方でレーティングしていき、
今ではかなり曲も厳選されてきて、僕の
iPodは、快適な音楽のみを再生するようになった。

以前なら★2つにしていた曲の多くが、
★1つに統合され、削除されたからだ。

なんとなく我慢しながら聞いていたファイルは、
結局は、削除することで、すっきりした。

逆に、
「良い!」と直感で思えるファイルは、
いつでも、どこでも、何度聞いても
心地よいものだ。

iPodで曲を整理しながら、そんなことを再認識した。
posted by 南部イチヒコ at 12:31 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2007年02月03日

【お知らせ】アンケート

日頃親しくしている友達が、
アンケートをはじめました。

『ポッドキャスターに聞いてみたい!あなたが番組を配信する理由アンケート』

『早速答えてやるぜ!』
自己主張激しめな、わが同胞。

『黙ってるのがカッコいいんだよ』
何かをわかったつもりの、紳士的な貴方。

『下手なこと書けねえからイヤだよ…』
モニターの前でずっと地味にしてる、貧弱な君。

みんな揃ってご参加くだされば、俺も友達も喜びます。
何卒よろしくです。
posted by 南部イチヒコ at 10:19 | Comment(4) | TrackBack(0) | 日記

2007年02月01日

リアル・ポッドキャスト・ビジネス

ポッドキャストとビジネスを、
結びつけようとするスタンスがある。

この姿勢に関して僕は肯定も否定もしないが、
非常に興味深い分野ではあるので、僕なりに考えを述べてみたい。

サイバースペース上に散らばる、
「Flash職人」という人々を、皆さんはご存知だろうか。

Flashというのは、ブラウザ上で、
スムーズなアニメや動的なインターフェイス等を実現する、
某ソフトウェアの名称・およびそれで作られたものを指す。

5年前ぐらいに、このFlashを使った、「アニメ」作品が
個人から次々と産み出され、ブームとなった。

最初は、見る価値もないような作品ばかりだったが、
徐々に面白いものが増えはじめ、
そんな中、
見た瞬間に思わず爆笑し、そして
誰かにURLを教えて伝えたくなる…、
そんな瞬発力をもった作品が出てくるようになった。

僕が知る限りで、初期に有名になったのは
「ゴノレゴ」シリーズだ。

Flash職人というのは、こういった、
サイバースペース上の人間の大半を思わず唸らせる、
卓越したスキル・センスをもつ、
Flash作品を産み出す人々のことだ。

そして最近では、このFlash職人の方々が
作品の有料提供や、HowTo本の出版などの、
『ビジネス』分野に関わっていることも少なくない。

人は、劇的に面白いものに触れたとき、
まずそれを、他の人に伝えたくなる。
そして、人によっては、
「自分でもこんなものをつくってみたい」と強く思うものだ。

Flash職人たちが、自分なりに温めてきたスキルを提供し、
それを欲する人々が、有料でその技術をマスターする。

そしてまた、素晴らしい作品が世に増えていく。

例えばこれが、Flashブームとビジネスが結びついた、
一つのカタチだ。

ここで忘れてならないポイントは、
これらの構図は、
「劇的に面白い作品」ありきである、ということだ。

見た瞬間に衝撃を受け、
思わず周りの人に「これ見て!!」と伝染させたくなるような、
そんな起爆剤となりえる作品。

こんな作品が増えなかったら、
前述のようなシステムは、絶対に構築されなかっただろう。

さて、ここで
ポッドキャストの世界をみてみよう。

現在、「劇的に面白い」といえる番組は、
果たして、どれくらいあるだろうか?

再生ボタンを押した瞬間、「イイ!!!」と思える番組。

Flash職人の産み出す作品と同じように、
聞いた瞬間に衝撃を受け、「これ聞いて!!」と皆に教え、
そして、その存在に憧れ、自分でもやってみよう、と思える番組。

まずは、そんな番組が増えないと、
理想的なビジネスは成立しないだろう。


『ボイスブログ君』の師匠ボイス&天才的な演出。

『モモ&YOU☆の声日記』の、
プロ然としたノリ&決して既存メディアにはない新しさ。


僕が「職人」だと感じることが出来る番組は、
いまだ、この、たった2つだけだ。

ポッドキャストとビジネスが、
いまだスムーズに結びついていないとすれば、
それはこの、
本当に面白い、
「職人」と呼べる番組・ポッドキャスターが
極めて少ないという現状のせいだ。

まずは職人が出てこないと、話にならない。

逆に言えば、理想的なビジネスを成立させようと思えば、
こういった職人の養成・または存在を増やすような
環境づくりが大事なんだと思う。

そして、
配信者の人間は、以上のようなことを踏まえて、
スキルを磨き、面白いものをつくるべきだ。


君は本当に、ビジネスを発生させるほどの
起爆力をもつ、「カリスマポッドキャスター」なのか?

各種ランキング上位の配信者の方々には、
今一度、そのあたりを自問自答していただきたい。
posted by 南部イチヒコ at 18:40 | Comment(8) | TrackBack(0) | 日記