ビデオブログ、またはビデオポッドキャストの世界は、
音声のポッドキャストと比べ、大きく性質が異なっている。
音声ポッドキャストでの方法論をそのままビデオに当てはめても、
成功することは難しいだろう。
かつて音声ポッドキャストの世界では、
インターネット上での音声コンテンツは流行しにくいがゆえに、独自の連帯感・コミュニティが形成され、加えて、閉鎖空間・そして未成熟な文化にありがちな、安易なビジネス的発想がうまれていた。
つまり、狭い世界であることを逆手にとって、つまらないコンテンツもそれなりに評価され、持ち上げられていたのが音声ポッドキャストの世界だった。
しかし、動画の世界になると、こうはいかない。
サイバースペースは基本的に、「目でスキャンする文化」だ。
テキスト・ブログのメディアとしての確立、そして昨今のYouTubeやニコニコ動画の空前の大ブームをみても、それはあきらかだろう。
ビデオブログ・ビデオポッドキャストは、
そんなサイバースペースのトレンドのど真ん中に位置することになる。
質の高いコンテンツが豊富に散在しているから、その評価基準は必然的にシビアになる。
面白くないものには誰も寄り付かないし、逆に、面白いものは大々的にヒットし、時には販売コンテンツとしてビジネスと直結する場合もある。
それまで、狭く生温い世界で甘やかされていた音声ポッドキャスター達にとって、おそらくそれは脅威以外の何物でもないだろう。
だが、もしあなたが、ステップアップを試みたいのであれば。
EmTVやふりふり組織基地局といった「先人」達は、すでに大海原に飛び出して孤軍奮闘している。
つまらないコンテンツは即サイバースペースのゴミと化す。
面白ければ何でも評価され、閲覧者が増える。
「メディア」「番組」としての意味はそこに無く、
ただ単に、その作品の一つ一つが単品で評価される。
ポッドキャストの意味すら知らないサイバースペース上の評価者達が、
今日もつまらない動画を荒らすべく、そして、面白い動画を評価すべく、縦横無尽にかけめぐっている。
あなたに、この動画の世界に足を踏み入れる勇気はあるだろうか?
2007年10月14日
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YouTubeやニコニコ動画の話が出ていたので…
実は自分の番組を動画(ジャケ画+音声)にして
ニコニコ動画上にドンドンアップし始めています。
ポッドキャストを求めていない人がたまたまコレを聴いた場合、どんな反応をされるのかをちょっと見たくなって…
数日前からアップし始めて、実際今のところ内容に関する反応と呼べるようなコメントはありません。
同じような方法で音声をアップしている中でも
コメントであふれているようなものもあるので、
それを考えると自分の番組は「黙って聴く」タイプのものなのかな〜って感じました。
もうちょっとこのデカい動画の世界に「音声コンテンツ」をアップしてみようかと思います。
素晴らしい行動だと思います。尊敬します。
YouTubeはまだ、広大がゆえの包容力みたいなものを感じますが、ニコ動はかなり難易度高いですね…。
「ハトの唄」を、何度もアップしかけて中止している自分がいます。やはり大海原は怖いです。苦笑