AV Watchのコラム内の、
動画編集ソフト「Premiere Elements 4」のレビュー記事を読んでいて、
ふと気づいたことがある。
動画を編集し、簡単にYouTubeやiPod用に変換できる、
ビデオブロガーやビデオポッドキャスターには非常に便利な同ソフトだが、記事内では「日米のメンタリティ・ニーズのズレ」と指摘され、その機能・需要が疑問視されている。
日本人が、プライベートなコンテンツを、
YouTubeにアップロードしたりiPod用に変換して持ち歩くか?という疑問だ。
言われてみれば確かにその通りで、
「個人がメディアになる」概念が全くといっていいほど浸透していない、あるいは浸透しにくい日本の現状において、同ソフトの機能は全く不可解な、「舶来の作法」にしか見えないのは、無理もないことだといえる。
また、動画という分野の捉え方も、
日本と米国におけるそれでは大きく異なっているように思う。
明らかな著作権違反動画や二次著作物の繁栄、
そしてその裏で蔓延る、
個人の肖像権やプライバシーに対する過保護概念。
これが日本の動画事情だと思う。
「個人がブロードキャストする」という概念は、
現在の日本では今のところ、拡大していく余地がない。
音声ポッドキャストについても当然、同じ事がいえるだろう。
あなたの番組は、
「アメリカ的」アプローチが出来ているだろうか?
また、欧米的概念を取り入れたものになっているだろうか?
それとも、
日本の土壌に合った、いつまで経っても「ズレ」たままの、
日本的アプローチをもった番組だろうか?
そんな事を考えながら番組を制作するのも、一興かもしれない。
2008年02月19日
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(聞いてるのはMac系のと科学系のだけ 汗)
受信者の構成を考えると、
日本のほうがビデオキャストは受けそうに思います。
その理由は、
アメリカ:車社会
日本:鉄道社会
というのがあるからです。
アメリカでは、遠くに行くには、飛行機か車、
近くでは車しか使えません(少数の大都会をのぞく)。
一方日本では、遠くに行くにはたいてい電車か飛行機を使い、近くでも電車を使うことが多い。通勤、通学などは電車が圧倒的多数と思われます。
となると、車でのiPodの使い方は、
「聞く」以外に広がるのが難しそう。
しかし、
電車、飛行機だと、
「見る」こともできます。
以上の理由で、日本にはビデオキャストが広まる
地盤があると思います。
ここに、日本のポッドキャスターや、ビデオキャストに目を付けている動画制作者がどれだけ食い込んでくるかだと思います。
えっ?ぼく?
ぼくはビデオキャスト対応のiPod持ってませんし・・・(汗)
受信者の方々の事情を考えれば、確かに動画が広まる基盤はあるのかも知れません。
さらに、YouTubeやニコニコ動画の利用者も、拡大する一方のようです。
問題は、個人でブロードキャストしようとする、アメリカ気質の日本人…つまり配信側をどれだけ増やせるか?ということですね。
音声ポッドキャストにしても、そういった、個人メディアを意識した造りをしているものと、一方で、日本ならではの音声文化(ラジオ等)を踏襲したものの二種類があると思います。
僕は、前者を強く意識して番組を制作したいと常日頃より考えています。