歳をとることは、害悪である。
死に向かって、生物としてのリミットが短くなってんだから、自分にとって良い状態ではないに決まってる。
だから年上は敬まれるし、崇められるし、大切にしなければならないものとされている。
ただ、歳をとってることに全然自覚がなくて、害悪を受けてるなんてこれっぽっちも感じさせない勢いの人がいる。
こういう類いの人々は、必ずといっていいほど老けてない。つまり、年齢を感じさせない。
年相応に老けていく人々とそうでない人々。
その違いはどこにあるのか、最近よく考える。
その一つに、「若年層に対する自己主張」があると思う。
このときの「若年層」とは、世間一般の若人達を指す。つまり、対象が自分ではなく、他者なのだ。
自分自身の若い頃を思い出し、反省もしくは改善点を見いだしながら生きてくってことは、誰しもやってることだ。
そうではなく、何故だか世の若者達と、歳をとった自分を比較し、主張しようとしてしまう行為だ。
誰も聞いちゃいないのに、
「若い人はどうだか知らないけど」って言う。
「19,20歳のコじゃあるまいし」って言うのが口癖になってる。
「僕には分からないけど、若い人にはウけるんじゃないすか」って言う。
「若い」というだけで世の若者をひとくくりにし、例え自分の中だけの話であっても、一方的に自己主張や攻撃を繰り返す。
それは行き場のない敵対視のようにもみえる。
こういうことを言う人を見ると、僕は「あぁ、老けてるなぁ」って思う。
前述のように、社会のシステムは年上を大切に扱うべきものとして構成され、浸透している。
なのに老けてる人々は、必死になって、躍起になって、まるで老いた自分を正当化するかのように(本来正当化できる社会のシステムなのだが)、無駄な自己主張を繰り返す。
若者としては「?」っていう感情以外の何物でもないだろう。
敬うべき立場の人間から、なぜか必死に抵抗されてしまったときの無気力感。
そして、この一方的な「負け犬の遠吠え感」が、さらにある種の郷愁をも生み出す。
「…何焦ってんだよ?おっさん(おばさん)?」
若者達は多分、そう感じるに違いない。
その点、老いを感じさせない人々っていうのは、無駄に若年層を比較対象にしたりせず、常に自分の中で切磋琢磨してる印象を受ける。自分の物差しっていうのを大切にしてる。
「私は私、人は人」。
このシンプルなスタンスを純粋に貫いている人ほど、輝いてる。
だが。
「私は私、若者は若者」。
こう言い換えてしまった段階で、あなたの老化は急激に進む。
同時に、進化も止まるだろう。
自分自身に自信をもつことは決して悪いことではない。
ただそれを、世間一般の若年層にアピールする必要は全くない、と僕は思う。
2008年04月14日
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ひしひしと老いを感じている今日この頃の自分であって、また自己主張せずにおれない性分だったりするのでまったく耳が痛いですが、せめて「劣化」ぐらいにしといてくれ!笑
「近頃の若いもんは…」的な発言はできるだけしないようにココロがけてて、てゆーか、自分的にはそういう若年層メインの文化風俗的なところにも関心があってコミットしたくてしょうがないほうなのでそんなことは逆に言えなくて、むしろエエトシこいたオッサンがそんなところに寄り添う姿に「イタイ」感が漂ってんじゃないかとビクビクしたりもしてますけども…。
「…ポッドキャスト関係ねーじゃねーかよ!」の南部イチヒコです。
…や、微妙に関係なくは無いんすけど、
それは僕の中だけの話ですあいすみません。笑
このエントリ、わざと主張の対象をずらして書いたんですが(なぜズラしたかはお察しください…苦笑)、ギト兄やF-1兄やんやアキーラさんやその他関西のブレーン野郎(失礼)集団の方々に対しては、全く「老い」を感じないことを強く注記しておきます。…まぁ、いまさら言うまでもないことなんですが。笑
若い文化に、屈するでもなく見下ろすでもなく、ごくごくフラットに接することのできるオトナは、やっぱり素敵です。
加えて「ビクビクしつつ」っていう微妙な個性(笑も、俺としては魅力的に映ります。
それはそうと、このエントリを書いてから、
ある方から指摘を受けたんですが、
「いや、あれっていうのはソレ特有の文化だよ、ソレの中じゃ、若い人も年上に対して敵対視してるもんだ、だからバランスとしては成り立ってるわけ」って言われて、あぁなるほどなぁと。
でも、ソレという立場であっても対抗意識を燃やさないソレな方々は、やっぱ見た目も中身も若い方が多いなぁと思ったり。
…この期に及んで、まだボカし続けてることをどうかお許しください。爆笑
年齢関係なし。
若くても、中ごろの年でもいるよね。
ってことは若くして、先の予測もつく可能性あり。
ジジイの目からいうと
"わからないけどコミュニケーションとりたい”
思いが
批判というわかりやすいネガティブな形か
すりより、迎合という
本質的にはネガティブな形であらわれてるのでしょう。
ただ単に近づきたいという思いだけが先走りしてしまうと、その表現は大抵歪んだものになります。
要するに、自分自身だけではなく、他者に対しても年齢を意識した段階で、老化が進むのだと考えます。